新しいSNS clubhouseについて考える

昨今、話題になっているclubhouse

音声でコミュニケーションを取れると、従来のSNSとは一線を画したサービスで盛り上がりを見せています。
生のラジオのように、登壇者達の会話を聞けるということで、井戸端会議的な噂話やマル秘な話を聞けたり、または著名な先生方のプライベートトーク+学びの時間のように、様々な恩恵があります。

もちろん、自分がスピーカーとなり、自己表現の場として使ったり、情報配信をすることで、今まで繋がるはずも無かった人間関係にも一役買えます。

好きな芸能人がclubhouseのルーム内で、話している場面に遭遇すれば、もしかしたら直接お話が出来てしまうかも知れない、そんな夢のような出来事も、実際に起きています。

さて、clubhouseはいいことばかりなの?
と、疑問に思われる方も居るでしょう。

実際、僕もclubhouse内で、多くの方と繋がり、お話しする機会を頂いていますが、使い方をキチンと理解して、目的に合った設定や、ルールが必要なのかなと感じました。

例えば、プライベートトークという感覚で、話をしていると興味のある他人がそのルームに訪れます。
その他人は、会話の内容から、どこに住んでいるのか?どんな仕事をしているのか?家族構成は?など、様々な情報を得ることが出来てしまいます。

つまり、発信する側の意識次第で、個人情報をばらまく事にもなりかねないと言うことです。

さらに、背景の音。
例えば、電車移動中のホームのアナウンスや、繁華街の呼び込みの声。
これら、何でも無ければ、さほど大きな影響はありません。

しかし、場合によっては、通勤や通学ルートを知られる切っ掛けにもなるでしょう。

このように、“音”による情報は、新しい形で情報を拡散していきます。

clubhouse。どのように使うかはあなた次第。折角、楽しめるツールなら、安心して使いたいものですよね。